尼崎市消防局 資機材搬送車

ウイング仕様で資機材を守り、安全な積み降ろしを支える装備 を採用

広域応援に備え、片側ウイング仕様の資機材搬送車へ更新

尼崎市消防局様では、15年間使用した資機材搬送車の老朽化や故障への対応を目的に、既存車両を更新しました。

更新にあたっては、資機材の積み込み・積み下ろしを行いやすくすることに加え、荷室内で資機材を整理・固定しやすいことを重視しました。

また、大規模災害時の広域応援や、緊急消防援助隊としての活動時にも、必要な資機材を搬送できる車両が求められていました。

なかでも、最も重視したのが、荷室側面を大きく開放できる片側ウイング仕様です。雨風から資機材を守れる箱型の荷室とし、車両側面から資機材を積み込み・取り出しやすい仕様を求めていました。

大規模災害や広域応援に必要な資機材を搬送

この資機材搬送車は、大規模火災や救助活動、風水害・水難災害などの際に、活動に必要な資機材を搬送します。

また、災害活動が長時間に及ぶ場合の活動隊員向け物資・装備の搬送や、緊急消防援助隊としての広域応援での使用も想定しています。 主に搬送するのは、救助用資機材、防護装備、空気ボンベのほか、集団災害や特殊災害への対応に必要な資機材です。

特殊災害には、毒物・劇物や可燃性ガスの漏えい、危険物施設での火災・爆発、放射性物質に関わる事故などがあります。こうした事案が発生した際に、必要な資機材や装備を災害現場へ搬送します。

箱型ボディで使いやすさを高めた資機材搬送車の仕様と製作対応

今回の資機材搬送車の更新では、荷室の広さや積載量に加え、脱着可能な棚を使った収納方法、テールゲートリフターによる荷役作業、ラッシングレールを使った資機材の固定方法を重視しました。雨風などから積載物を守るための防水・防じん・耐候性や、車両の外観・表示・塗装も重要な検討項目でした。

従来の平型ボディから箱型ボディへ変更し、荷室内で資機材を整理・固定しやすい構造としました。荷室が広くなったことで、一度に搬送できる資機材の量も増えました。さらに、資機材の積み込み・積み下ろしがしやすくなり、準備や使用後の撤収についても、従来車両より作業を進めやすくなったとの声をいただいています。

北村製作所の対応については、質問への回答をはじめ、依頼事項や変更・追加要望への対応が迅速かつ丁寧で、円滑に車両製作を進めることができたとのお言葉をいただきました。中間検査・完成検査での丁寧な対応に加え、納車時の説明の分かりやすさや、納車後の問い合わせ・サポートも、役立った点として挙げられました。

積み降ろしの安全性と出動準備の効率を向上

実際に運転・使用した職員様からは、資機材の積み込み・積み下ろしがしやすく、荷室が広いため、一度に多くの資機材を搬送できるとの声をいただきました。

職員様の声

『従来の平型ボディ車にもテールゲートは装備されていましたが、ストッパーがなかったため、資機材搬送用の台車(ロールボックス)を積み降ろす際は、複数の職員で支えながら作業する必要がありました。更新車両では、テールゲートの幅を広げ、ストッパーを設置したことで、ロールボックスや資機材を安全かつ円滑に積み降ろせるようになりました。』
また、箱型ボディへの変更により、従来必要だった荷台シートの装着作業が不要になりました。出動前の準備や使用後の片付けにかかる時間が短縮され、職員の身体的負担の軽減と、積み降ろし作業時の安全性向上につながっています。』

製品情報

内法寸法
長さ(L)6020mm✕幅(W)2205mm✕高さ(H)2365mm

主要オプション

(一部掲載)

・ラッシングレール/サイド3段
・室内LED灯/埋込タイプ
・脱着式棚
・テールゲートリフト(スライドフォルダリフト)

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