| 用途 | 作業・業務支援 |
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メインマーク株式会社様は、建物や設備の沈下・傾き、地盤の空洞化などを「壊さず・止めず・短工期」で修正する独自の地盤改良・沈下修正技術を持つ企業です。確かな技術力で、見えない地盤の課題をスピーディに解決しています。
同社が展開する「テラテック工法」は、メインマーク様の特許取得済みの樹脂注入工法で、床を壊さずに精密リフトアップを実現し、稼働を止めづらい工場や倉庫の改修で広く採用されています。
私たち北村製作所では、このテラテック工法の施工現場を支えるプラント車を製作し、メインマーク様の「壊さず・止めず・短工期」を実現する取り組みをサポートしています。
メインマーク株式会社様では、テラテック工法の施工現場で使用する特殊樹脂の材料や資機材を運搬するプラント車が、まさに“現場の主力”として活躍。
多くの修繕工事で使用されており、作業効率を左右する重要な車両として評価をいただいています。短期施工の現場では1日から5日程度、長期施工の現場では2週間から3か月ほど連続で稼働することもあり、日常業務を支える重要な車両のひとつとして活用されています。
従来は海外製のプラント車を使用されていましたが、部品調達や修理対応の難しさが課題となっていました。特にリフト機構の故障時には修理が困難で、現場の稼働に影響が生じることもあったと伺っています。こうした状況を踏まえ、現場の実情により適した国産プラント車の導入について、北村製作所へご相談をいただきました。
プラント車の製作にあたって、メインマーク株式会社様が最も重視されたのは、私たち北村製作所の「要望への的確な対応力」でした。 打合せを重ねるなかで、現場のご要望や目的を共有しながら、双方の認識を丁寧にすり合わせました。その積み重ねにより、認識のずれや仕様の行き違いを防ぎ、確実な対応につなげることをこころがけました。
また、営業と設計の連携が円滑に取れていた点についても、ご評価をいただきました。営業担当が技術的な確認事項をすぐに設計担当へ共有し、適切な回答を得ることで、社内での情報共有と意思疎通がスムーズに進み、メインマーク株式会社様にも安心してやり取りを進めていただけたと伺っています。
メインマーク株式会社様にご導入いただいたプラント車は、安全性と作業効率の両立を目指して製作された車両です。初号機の製作以降、現場からいただいたフィードバックをもとに改良を重ね、新しい車両ほど使いやすく進化しているとの評価をいただいています。ボデー内の配線取り回しが整然としており、作業スペースがすっきりしている点や、板金部分の角を丁寧に面取りすることで作業者の安全に配慮している点など、細部まで丁寧に設計されている点を評価いただきました。
また、納入後のサポート体制についても「運用後の安心感につながっている」とのお声を頂戴しており、今後もお客様の現場で長く信頼される車両づくりを目指します。
メインマーク株式会社様からは、営業・設計両担当による専門性と対応の速さについてご評価をいただきました。法規対応が求められる場面では、エンドユーザー様のご要望が基準に適合しない場合にも、根拠を明確に示しながら丁寧に説明を行った点を評価いただいています。こうした対応を通じて、専門的な知識に基づく判断が安心感につながったとのお声をいただきました。
また、要望を反映した製品仕様や図面の初版提示が早く、対応スピードが期待を上回った点も評価されています。初号機の商談段階からは、作業現場の利便性を考慮した扉の追加など、現場の実情に即した柔軟な提案を高く評価いただきました。
メインマーク株式会社様には、これまで継続的にプラント車の製作をお任せいただいています。各現場での運用を通じて蓄積されたフィードバックをもとに改良を重ね、より現場の実情に即した仕様へと磨き上げてまいりました。納入車両については、作業効率や安全性の向上に寄与しているとの評価をいただいており、北村製作所としても、メインマーク様の事業を支えるパートナーとして、今後も安定した車両提供とアフターサポートに努めてまいります。
一方で、プラント車は構造上どうしても全長が長く、一般的なコインパーキングには駐車しづらいという課題もあります。大幅なサイズ変更が難しいなか、限られた寸法の中でどのように作業性をさらに高めていくか
――それが今後、メインマーク株式会社様から寄せられているご要望のひとつです。
TEL：03-3518-8860FAX：03-5281-1020
